「屋根の瓦がずれているのってご存知ですか?」
そう突然訪ねて来たらどうしますか?
詐欺だと気付きそうなものですが、これが意外にもだまされてしまうことが多いのです。
セールスマンは畳み掛けます。
「大手なら200万円かかるけど、ちょうど今、近くで作業している。合間に来るから安くできる。会社には内緒にしておいて」
セールスマンはそう話したあと、現場監督を読んで説明させます。40万円で契約成立となりました。
まず、不安をあおり、「ワケがあって安い」と勘違いさせ、考える時間なしで決断させてしまう・・・
「自分はだまされないだろう」と思ってしまいそうな内容ですが、実際にあった話です。
このような悪質なリフォーム詐欺が増え、テレビでもしばしば取り上げられるようになりました。
悪質な業者が増え、とばっちりに迷惑する企業も
最近では、悪質なリフォーム業者が増えてきてしまったために、他のまっとうな業者までもがとばっちりを浴びる事態にもなっています。
「建設業許可がない⇒信用できない」と工事を受注できなくなってきたのです。
法律上は、500万円未満の軽微な建設工事なら建設業許可がなくても請け負うことが可能です。
しかし、こういった背景から建設業許可が必要ない軽微な工事の発注時にも建設業許可の取得が条件とされるケースが増えているのです。
信用力をあげるためには建設業許可が有効!
建設業許可を受けるためには、次のような様々な要件について満たしていなければなりません。
- 経営がしっかりしていること
- 技術力があること
- 誠実かどうか
- 財務基盤がしっかりしていること
建設業許可は、しっかりとした基盤がなければ取得出来ないため、悪質な業者でない証明にもつながるのです!